家電の処分方法
水漏れで大切な家電が水浸しになってしまう悲しい現実があります。
こうした時、古くなっている家電であれば思い切って買い替えを選択することもあるでしょう。
他にも、得体の知れない水で濡れた家電を使い続けることに抵抗を感じる人も居ます。
いつまでも濡れた家電を放置しておく訳にもいかないので、掃除するなり捨てるなりの選択肢が生まれます。
しかし、水漏れ被害を受けた家電を処分するのには注意が必要です。
時には保険による賠償金を受け取れない場合さえあるのです。
気になる家電の処分方法について詳しく紹介したいと思います。
家電の処分はしばらく待つ
水漏れ被害で家電が壊れてしまっても、それをすぐに捨ててはいけません。
なぜなら、本当に壊れていることを保険会社や相手に見せなければならないからです。
もし、早々に家電を処分してしまうと、本当に壊れていたのかを疑われる事態になりかねません。
相手としては弁償する金額を少しでも減らしたいと考えています。
壊れている物証が無くなれば、悪意を持ってその点を突いて来るでしょう。
弁償する金額が確定するまで絶対に家電を処分してはいけないのです。
家電の使用可否は保険会社が行う
家電が水漏れ被害を受けても、それが故障したのか、買い替えが必要かの判断は保険会社が行います。
少量の水が掛かっただけであれば乾けば問題無く使用出来ます。
心理的な抵抗があるかは保険の適応有無に関係しないのです。
仮に壊れていても買い替えではなく修理という選択肢も残っています。
買い替えを要求するのは良いですが、必ずしもそれが受け入れられるかは分からないのです。
だからこそ、家電を勝手に処分してはいけません。
後々でトラブルになる可能性が非常に高いのです。
賠償金額が確定してから家電を処分する
家電を処分する場合は、必ず賠償金額が確定してから捨てるようにしましょう。
そうでなければトラブルに発展する恐れがあるので、絶対に忘れないようにしてください。
水漏れ被害を受けた家電を自宅に置いておくのは抵抗があるかもしれません。
しかし、適切な保証を受けるためにも捨てるのは我慢する方が無難です。